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自分を変える“気づき”ロジカルシンキングのススメ

件名: 【自分を変える“気づき”】◆あおり運転と個人差がある距離感◆
2018/11/16
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  自分を変える“気づき”ロジカルシンキングのススメ (第620号)
                 
発行日:2018年11月16日
発行者:有限会社ロジカル・コミュニケーション
編集人:有賀正彦
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当メールマガジンは、まぐまぐを通じて読者登録いただいた皆様に
「ものの見方・考え方」や、自分が変わる「“気づき”」、「ビジネス」、
「マネジメントシステム」に関する情報提供を無料配信させていただきます。

◆ i n d e x …………………………………………………………………………

▼今週のニュースいじり:
『農林水産省肝いりの日本発の食品安全規格』
▼弊社のミッション 
▼コラム1:
『認定審査と認証審査の違い』
▼お勧めの書籍・雑誌・メルマガ等:
(新刊「ちょロジ ニュースから学ぶ7つの思考法」など)
▼編集後記(今週の出来事):
『あおり運転と個人差がある距離感』

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■■ 今週のニュースいじり
■■−農林水産省肝いりの日本発の食品安全規格ー
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                   気づきプロデューサー 有賀 正彦


2018年11月16日付の共同通信によると、
「農林水産省は16日、日本の民間団体が、国際組織に申請した食品安全規格「JFS―C」と
「ASIAGAP」の2種類が承認されたと発表した。
日本発の規格認証は初めて。
食品に対する国際的な信頼確保につながるため、輸出促進へ食品業界に活用してもらう。」
と報じていました。

記事によると、
・民間事業者による国際組織である「世界食品安全イニシアティブ(GFSI)」が承認した
・JFS‐Cは食品の安全管理への取り組みを示す規格で工場などが取得
・ASIAGAPは農業の安全管理についての規格で、農場などを認証している
・日本の規格が認められたことで、取引の活発化が期待される
そうです。

ちなみに、記事にある「日本の民間の団体」とは、「一般財団法人日本食品安全マネジメント協会」(JFSM)
のことで、早速、JFSMのウェブサイトでは、プレスリリースが公表されていました。
https://www.jfsm.or.jp/information/images/JFSM_Press_Release_20181116.pdf

JFS-C規格が、GFSIに承認されたことのメリットの詳細は、JFSMのプレスリリース内容に
譲りますが、私の感じるイメージとしては、

◆GFSIに承認された認証プログラムオーナーとなったことにより、食品安全マネジメントに
関する国際的なルールメーキングに参画することができる

◆現場の従業員にわかりやすい日本語で書かれており、国際的な食品安全管理規格を
導入する際の言語障壁を取り除き、食品製造の現場に食品安全文化を浸透させることができる

◆東京オリンピック・パラリンピックのように、日本国内における国際的イベントのための
食品調達においても、国際的な食品安全管理規格を取得していれば有利になる

について、大きなメリットが生まれるでしょう。

ご存知のように、国際的に有名な「食品安全マネジメントシステム規格」には、ISO22000があります。
しかし、ISO22000の要求事項に対する組織の自由度が広く、イオンやコカ・コーラ、味の素、
サントリーなど、世界的な食品関連企業は、GFSIが承認するスキームの食品規格での認証を
取引先(サプライチェーン)に要求しています。
そのため、GFSIに最初に承認された食品安全マネジメントシステム規格であるオランダのFSSC22000が、
食品安全マネジメントシステム規格としては、現状ひとり勝ちです。

しかし、オランダのFSSC22000は「英語」で作成されており、日本の食品関連組織が、
その要求事項の内容を理解して、対応するのは非常に大変です。
今回、JFS-C規格がGFSIに承認されたことにより、FSSC22000で取得している組織がJFS-Cに
切り替えする「民族大移動」が今後促進されるのではないかと思います。

また、JFS−C規格以外のJFS−A、B規格は、全ての食品安全産業に要求されるHACCP(または相当)の
要求事項にも対応した規格なので、国(農水省)を挙げて、食品関連産業へこの規格を規範
とした取り組みが推奨されていくでしょう。

ただ、GFSIに承認されたといっても、今回承認されたのは「E4(常温保存製品の 製造・加工)のみで、
E1(腐敗しやすい動物性製品の加工)、E2(腐敗しやすい植物性製品の加工)、
E3(腐敗しやすい動物性及び植物性製品の加工(混合製品))とL(化学製品(生化学製品を含む)の
製造(添加物、ビタミン、ミネラル、培養物、香料、酵素及び加工助剤等の製造))の承認は、
これから(申請条件として、各カテゴリー最低10社)であるので、「民族大移動」を見据えて、
認証機関は、現在、FSSC22000取得企業に、JFS-C規格への切り替えを促すかもしれません。

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■■ 弊社のミッション
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弊社のミッションを紹介させていただきます。
【ミッション】
筋道を立ててものごとを伝えることによって、気づきを与え、意識的な行動を
促進すること。
論理的なコミュニケーションにより理解力、相互浸透を創造すること。
その結果、優れた論理能力を持ったビジネスマン、圧倒的な競争力を持った
企業を数多く創出することで社会に貢献すること。
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この目的を果たすべく、メルマガはビジネスに役立つような企業のマネジメント
に関する専門的な話ばかりではつまらないので「身近な気づき」に関する
コラムをたくさん紹介していきたいと思っています。

私は仕事を通じて、お客様企業に「気づき」を与える仕事をしています。
しかし、気づきを与えるのと同時にたくさんの「気づき」を頂き自分を変える
ことができました。

このメルマガを通じて、たくさんの「気づき」の相互作用が創造でき、
多くの人が「なりたい自分に変わる」ことができることを期待しています。

ぜひ、「気づき」に関する読者のご意見をお聞かせ願えれば幸いです。

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■■コラム1
■■−認定審査と認証審査の違い−
■■ 


組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に
機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム
認証制度がある。

このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を
備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。

今回のテーマは、「認定審査と認証審査の違い」について。

ネット検索で、「認定機関と認証機関」と検索ワードを入れると、
日本適合性認定協会(JAB)のウェブサイトが検索トップに出てきます。
JABの「よくある質問」では、「認定と認証」について、以下のように説明されています。

(以下、JABウェブサイトより引用)
国際的な適合性評価の世界では、「認定(accreditation)」と「認証(certification)」
という用語を明確に使い分けています。

これらの用語の正確な定義は,ISO/IEC 17000「適合性評価 - 用語及び一般原則」に
よりますが、「認定」とは、ISO 9001やISO 14001などのマネジメントシステムの認証(審査登録)、
要員/製品の認証、試験、検査等を行う機関の活動が国際的な基準に従い、公平・透明に
行われているかどうかを審査し(認定審査と呼びます)、公式に認め、登録することをさします。

認定審査ではそれぞれの機関に対する要求事項を定めた国際規格(ISO/IEC規格又はガイドなど)を
使用して認定審査を行います。同時に認定機関に対する要求事項も国際規格で定められており、
認定機関はその要求事項を遵守することが求められます。

一方、「認証」は、マネジメントシステム、要員、製品に対しそれぞれの要求事項を定めた
規格に合致しているかどうかを第三者が審査し登録する仕組みをさします。認証はその対象で
大まかに次の3つの分野に分類されます。

1.マネジメントシステム認証
組織(企業等)のシステムがISO 9001やISO 14001などのマネジメントシステム規格に適合
しているかを第三者機関が審査し、証明することをいいます。組織は該当するマネジメント
システム規格の要求事項に適合する自組織(自社)のマネジメントシステムを構築し、それを
第三者機関である認証機関から審査してもらいます。

2.要員認証
たとえば溶接技能者など、人の技量が要求される分野において、その仕事を行う人が必要な
力量をもっていることを第三者機関が証明することをいいます。ISO 9001、ISO 14001、
ISO 22000の審査員の評価登録も要員認証のひとつの分野といえます。

3.製品認証
特定の製品がその製品の仕様を定めた規格(製品規格と呼びます)に適合しているかどうかを
第三者機関が評価し、証明することをいいます。
(引用、ここまで)

1国1機関が原則となっている日本の認定機関であるJABの説明は、上記の通りです。
私の理解を追加すると、

◆認定機関の役割は、認証機関が実施する認証に、偏りがあったり、不正確であったりしては、
いろいろと不都合なことが生じる。そこで認証機関の信頼性を評価する役割がある。
(1国1機関が原則なので、公平性、客観性が担保される)
◆また、認定機関の最終製品は「公開情報」であるので、公開情報の適
続き>

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